シネクドキ・ポスターの回路

映画や音楽を楽しみに生きています。

新アルバム発売記念〜80年代のムーンライダーズ <番外編>

オリジナルアルバムに収録されなかった名曲の数々 11年ぶりの新アルバム『It's the moooonriders』の発表を(勝手に)記念して、バンドの黄金期と考える80年代に発表されたアルバム全六枚を、二ヶ月にわたり紹介させていただきました。ニューウェーブへの傾倒…

新アルバム発売記念〜80年代のムーンライダーズ #6『DON'T TRUST OVER THIRTY』

現存最古の邦ロックバンド、ムーンライダーズ 10thアルバム『DON'T TRUST OVER THIRTY』(1986年11月21日発売) 01. CLINIKA 02. 9月の海はクラゲの海 03. 超C調 04. だるい人 05. マニアの受難 06. DON'T TRUST ANYONE OVER 30 07. ボクハナク 08. A FROZEN G…

小沢健二『So kakkoii 宇宙 Shows』@福岡サンパレス・感想

小沢健二のライブに行った、という話を書きたいのですが、どこから書き始めればいいのか分かりません。 私個人としては、小沢さんのライブに参加するのは二回目です。前回のツアー『春の空気に虹をかけ』の大阪城ホール以来、4年ぶり(!)のことでした。 2…

新アルバム発売記念〜80年代のムーンライダーズ #5『アニマル・インデックス』

現存最古の邦ロックバンド、ムーンライダーズ 9thアルバム『アニマル・インデックス』(1985年10月21日発売) 01. 悲しい気持ち 02. 犬にインタビュー 03. ウルフはウルフ 04. 羊のトライアングル 05. さなぎ 06. Acid Moonlight 07. HEAVY FLIGHT 08. 夢が見…

新アルバム発売記念〜80年代のムーンライダーズ #4『アマチュア・アカデミー』

現存最古の邦ロックバンド、ムーンライダーズ 8thアルバム『アマチュア・アカデミー』(1984年8月21日発売) 01. Y.B.J. (Young Blood Jack) 02. 30 (30 Age) 03. G.o.a.P (急いでピクニックへ行こう) 04. B TO F (森へ帰ろう〜絶頂のコツ) 05. S・E・X (個人…

新アルバム発売記念〜80年代のムーンライダーズ #3『青空百景』

現存最古の邦ロックバンド、ムーンライダーズ 7thアルバム『青空百景』(1982年9月25日発売) 01. 僕はスーパーフライ 02. 青空のマリー 03. 霧の10㎡ 04. 真夜中の玉子 05. トンピクレンッ子 06. 二十世紀鋼鉄の男 07. アケガラス 08. O.K. パ・ドゥ・ドゥ 09…

新アルバム発売記念〜80年代のムーンライダーズ #2『マニア・マニエラ』

現存最古の邦ロックバンド、ムーンライダーズ 6thアルバム『マニア・マニエラ』(1982年12月15日発売) 01. Kのトランク 02. 花咲く乙女よ穴を掘れ 03. 檸檬の季節 04. 気球と通信 05. バースディ 06. 工場と微笑 07. ばらと廃物 08. 滑車と振子 09. 温和な労…

新アルバム発売記念〜80年代のムーンライダーズ #1『カメラ=万年筆』

現存最古の邦ロックバンド、ムーンライダーズ 5thアルバム『カメラ=万年筆』(1980年8月25日 発売) 01. 彼女について知っている二、三の事柄 02. 第三の男 03. 無防備都市 04. アルファビル 05. 24時間の情事 06. インテリア 07. 沈黙 08. 幕間 09. 太陽の下…

ムーンライダーズの新譜が出た!

本日4月20日、じつに11年ぶりとなるムーンライダーズの新作アルバム『It's the moooonriders』が発表されました。 Amazon | It's the moooonriders (CD) | ムーンライダーズ 結成47年目、しばしば「現存する日本最古のロックバンド」と称されてきたムーンラ…

4月27日まで!月替わりセール中のプライム名作5選!

Amazon Prime Video で今月セール中の名作5選! ファンタスティック・プラネット (1973) ひまわり (1970) ビッグ・リボウスキ (1998) サムライ (1967) ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ (2001) 名作ぞろいの月替わりセールは4月27日まで Amazon Prime …

音楽の「音色」について考えてみる。

音色もまた「表現」をする 音色について考えてみるプレイリスト 01. Intruder / Peter Gabriel 02. Computer World / Kraftwerk 03. Kiss / Prince & The Revolution 04. With Or Without You / U2 05. Beat Box (Diversion 1) / The Art Of Noise 06. Alway…

本当は面白い『ゴッドファーザー<最終章>』

www.youtube.com 毎年恒例の「午前十時の映画祭」が、今年も幕を開けました。 ざっとラインナップを眺めてみると、今回は珍しく、わりかし新しめの作品もちらほら見受けられる印象です。具体的に挙げると『マトリックス』三部作、あと『ウォレスとグルミット…

ザ・バットマンを観た。モニターは大きければ良いわけではない。

2022年も、あっという間に四月です。気付けばすっかり満開の桜に、もう四分の一が終わっちゃったんだなあ、と感じ入るこの頃。今年こそ状況が落ち着いて、しばらく出来ていなかった諸々が出来るようになると良いですね。 新年度ということで、というわけでも…

デル・トロ最新作『ナイトメア・アリー』はド直球の王道ノワールだった。

これはもう、映画界における「古典主義」と言っても過言ではありません。 ギレルモ・デル・トロ監督の『ナイトメア・アリー』は、そんな映画でした。 映画『ナイトメア・アリー』とは? 二度目の映画化となった原作小説 驚くほどストレートな王道ノワール 古…

メロディーと歌詞について考えてみる。

先日、友人との間でこんな会話があった。 何気ない雑談で、ふと音楽の話になった時に、友人Yがこんなことを言った。 「私、歌詞って聞こえないんだよね」 どういう意味か尋ねてみると、彼女は音楽を聴いていても、歌詞が「入ってこない」らしい。だから音楽…

ふたたび注目されつつあるシティボーイズについて。

NHKの某雑学番組でたびたび登場したり、幾多のお笑い芸人たちがリスペクトを公言したりと、最近なにかと注目されているコント界のレジェンド、シティボーイズ。今回は、再評価が高まっているその偉大な功績をご紹介します。 コントグループ「シティボーイズ…

プリンス『Sign O' The Times (Super Deluxe)』個人的おすすめトラック!

その圧倒的なクリエイティビティによって、幾多のヒット曲、そして数えきれない「未発表曲」を遺した、80年代屈指の天才ミュージシャン・プリンス。2016年の逝去後、一度も公式リリースされたことのなかった膨大な未発表曲のアーカイブがようやくパッケージ…

妄想アルバムvol.01「もしYMOが散開の直後に『再生』していたら…」

音楽産業の出現から現在まで、いわゆる「ポップミュージック」の歴史は、さまざまな出来事を経て紡がれてきました。例えばバンドの結成、そして解散。その背景にもまた、ミュージシャンの出会い、ビッグセールス、作風の変化、リリースの不調、レーベル移籍…

シンディ・ローパーの『Time After Time』が好きすぎた男の末路。

主だって、世界中のポップスは「メロディーと歌詞」の二つの要素で成り立っています。かといって、綺麗なメロディーに美しい歌詞が乗っかれば必ず名曲になる、というわけではありません。強い感情の響きを持ったメロディーに、これまたその感情をずばりと言…

ひねくれ映画オタクが『呪術廻戦』を観た話(そしてミニ日記)

映画『呪術廻戦』を観に行った 先日、友人と一緒に『呪術廻戦』を観た。映画館でアニメ映画を観たのは、何年ぶりのことか分からないくらい久しぶりのことだった。 僕は映画が好きだ。でも、映画館に行っても観るのは「二人の灯台守が孤島で発狂していく話*1…

たぶんもう観られない『世にも奇妙な物語』名作5選!

ドラマ『世にも奇妙な物語』幻の名作をご紹介! 30年以上にわたって愛され続ける長寿ドラマ『世にも奇妙な物語』。 これまで二回にわたって、その膨大な作品群の中から珠玉の「おすすめ作品」をご紹介してきました。 第一回は「配信/ソフト化されている名作…

また観られるかもしれない『世にも奇妙な物語』名作5選!

ドラマ『世にも奇妙な物語』再放送された名作を紹介! 今年で放送32年目を迎える、日本有数のオムニバスドラマ『世にも奇妙な物語』。前回は、配信サービスやDVDで観ることができる作品の中から、おすすめのエピソードをご紹介しました。 nonstandard369.hat…

今すぐに観られる『世にも奇妙な物語』名作5選!

ドラマ『世にも奇妙な物語』すぐ観られる名作をご紹介! 1990年の放送開始以来、30年以上にわたって支持されてきた人気オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語』は、その唯一無二の内容で数々の傑作短編を生み出してきました。しかし、映像ソフトや配信サービス…

2日間で『ゴーストバスターズ』シリーズを完全制覇した話。

高校時代の友人から映画に誘われた 先日、ある友人が久しぶりに連絡をくれた。届いたメッセージは「今度、映画でも観に行かないか」というお誘いであった。この時流ということもあって久しく会えていなかったから嬉しく、二つ返事で賛成、幸い日取りもスムー…

プリンスの『Little Red Corvette』が好きすぎた男の末路。

人生の中で「特別な曲」と呼べるほど大好きな一曲だけを特集する「好きすぎた男の末路」シリーズ、大好評(?)につき第二弾です。今回ご紹介するのは80年代屈指の天才アーティスト・プリンスによる、数あるヒット曲のひとつにして代表作『Little Red Corvet…

本城聡章が手がけた、ポップな筋肉少女帯セレクション!

突然、筋肉少女帯にハマった。 昨年の終わり頃、突然に筋肉少女帯にハマりました。昨年の私は、基本的におしゃれポップ系の洋楽(例:プリファブ・スプラウト、アズテック・カメラなど)を熱心に聴いていたのですが、ある出来事をきっかけに(詳しくはまた今…

岡村靖幸も絶賛!細野晴臣の隠れた名作アルバム『S-F-X』って?

先日、細野晴臣さんのラジオ番組『Daisy Holiday!』に、岡村靖幸さんがゲスト出演しました。日本音楽界でも有数の大物として知られるお二人ですが、こうした対談企画で共演したのは初めてのことで、音楽ファンの間で大きな話題になりました。 放送の中で、岡…

ピーター・ガブリエルの『Mercy Street』が好きすぎた男の末路。

いろいろな音楽を聴いていると、時に「特別な一曲」と出会うことがあります。信じられないほど気持ちとシンクロしたり、思いがけず記憶がフラッシュバックしたり(共感覚、的な)して、明らかに「これは他の曲と違う」と感じられる曲が、稀にあるのです。私…

哀愁が泣ける!デ・パルマ映画の切なすぎるスコア5選!

スティーブン・スピルバーグ、フランシス・フォード・コッポラ、マーティン・スコセッシなど、のちに巨匠となる名監督を数多く輩出した70年代のハリウッド。そして、彼らと並んで70年代のアメリカ映画シーンを代表する監督のひとりとして知られているのが、…

今年まさかの復活!伝説のカルトドラマ『キングダム』の魅力に迫る!

みなさん、明けましておめでとうございます! なかなか先行きの見えない状況が続いていますが、本年が皆様にとって良い一年となることを願っています。 さて、皆さんにとって2022年といえば何の年でしょうか? 北京オリンピック、世界陸上、FIFAワールドカッ…